記念すべきスイミングウォーキングの第1回は、(W大阪+心斎橋ー西大橋歩き)となりました。
御堂筋沿い、心斎橋の繁華街にそびえたつW大阪。
2021年のコロナ禍に開業した新しいホテルです。
パッと見た感じは、トランプタワーのよう。
マリオットグループが展開するラグジュアリーホテルのなかで、個性的なデザインを売りにしているWホテル。その中でもこのW大阪はかなり個性的!
中へ入ってみましょう。
このピンクのトンネルを抜けながら、感じるのは甘く官能的な匂い。
フロントのあるWフロアまで、この匂いは続きます。
ちなみにこの匂いにハマった人は、ディフューザーを買うこともできます。
デザイン性が豊かな「ラグジュアリーなラブホテル」と言ってもいいかもしれません。
部屋はこんな感じです。
部屋にはなんとコンドームのアメニティ(有料)まで備えています。
今回の部屋は角部屋でした。大丸はもちろん、あべのハルカスがある天王寺、生駒山地まで見渡すことができました。
さてさて、ではさっそくプールに行ってみましょう。
プールは4階にあります。
料金:宿泊客は無料。
利用時間:6:00~22:00。ラスト入場は21:30。
会員券:プール会員は存在しない。
受付を済ませ、泳ぎに行きます。
プールは、深さ1.2m、長さ20mのレーンなしです。
複数のソファーがあります。
プールに関してはカップルさえいなければ、ゆっくりと泳ぐことができます。
泳ぐことを前提とするよりは、戯れ用プールというジャンル。
着替えのスペースです。一々洒落ています。
サウナがあるのはポイント高いです。ただし、水風呂はありません。
本日も、まずスイミング1000Mいただきました。
総合プール点数は85点くらいでしょうか。
では、次に、ウォーキングのお時間となります。
御堂筋に面したホテルから心斎橋を経て、西大橋まで歩いていきましょう。
ちなみに、御堂筋、堺筋、谷町筋と何となく「筋」という言葉を使っていますが、「筋」とは大阪における「南北」の道のこと。住之江通や土佐堀通の「通」は「東西」の道を指します。
ホテルを歩いて御堂筋を南下し、長堀通とぶつかっているのが新橋(しんはし)の交差点。
少し寄り道ですが、この長堀通を左に進むと心斎橋筋の商店街が見えてきます。
心斎橋と難波を繋ぐアーケードの商店街。
心斎橋は江戸時代中期から「買い物のまち」という位置づけだったようです。
今でこそ梅田にその地位を譲りつつあるものの、戦後、心斎橋は銀座をブラブラする「銀ブラ」ならぬ、「心ブラ」という言葉が流行りました。
今でも、高級ブティックが並ぶ御堂筋沿いに対して、心斎橋筋はナイキ、ニューエラ、アシックスといったカジュアルなファッションブランドが店を連ねます。
W大阪を心斎橋、大丸デパート側から見ます。大阪の老舗高級ホテル、日航ホテルも映っています。
大阪における最も格式高いメインストリート、御堂筋らしい一枚ですね。
さて寄り道から元の道に軌道修正です。
長堀通を西に歩き、四ツ橋を目指します。
途中、アメリカ村があります。
歩いたのは平日でしたが、相変わらず混雑しています。若者向けの古着屋が多いです。B系というのでしょうか、スケボーを手に持つラッパーのような服を着た若者が多くいます。
アメリカを連想するからでしょうか、僕は那覇の繁華街と似ているなといつも思います。若さと混沌さと少し暴力性を秘めた雰囲気です。夜は少し怖さを伴います。
心斎橋を歩くときは、阪神高速というのは一つの地区の大きな区切りとなります。
商業地区、娯楽のエリアから、会社のビルや住宅地へと町は姿を変えていくからです。
先ほどの阪神高速の高架橋を超えると、四ツ橋の交差点。四ツ橋筋に当たります。
四ツ橋の名の通り、長堀通には長堀川が流れ、四ツ橋が架かっていました。水の都・大阪は、「浪花の八百八橋」(なにわのはっぴゃくやばし)と称されるほど、多くの橋がありました。
実際の橋の数は200ほどしかなったそうですが、800の橋を架けることができるほど経済力があったということから、808となったそうです。
演歌歌手、村田英雄の名曲『王将』での「浪花の八百八橋~」という歌詞も有名ですね。
実際に長堀川埋め立てが終了したのは、1971年のことでした。
高級マンション、スーパーなど居住者を前提とした店が立ち並びます。
カーディーラーもベンツやBMWの次のレイヤーであるアルファロメオ、ボルボといった販売店が軒を連ねます。
プロのスポーツ選手、起業家たちには人気のエリアのようです。
ここから更に西へ西大橋や西長堀、そして新町エリアは人口が急上昇中。保育園や小学校も増設される活況ぶりです。その結果、こうして塾もたくさんあるんですね。
企業の本社ビルもあります。牛角で有名なワンダイニングやモンベルの本社もこの付近です。
所要時間は30分くらいでしたが、街が有様をころころを変えるのでおもしろかったです。
お昼は、名店。明治軒でいただきました。
レトロさの中に、モダンさがあるオムライスでした。
では、次のプールでお会いしましょう。
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